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  ヘルパー事業

 Dairy Create発足



当組合は秋田県の南部に位置し、雄物川流域で現在17戸が酪農を営み、飼養頭数平均20頭程の比較的小規模な水田酪農地帯にあります。

平成元年ヘルパー検討委員会を設立し、組合員に対しアンケート調査を行い、あまり無理のない利用負担額を設定し、酪農組合の通常総会にて平成2年度から組合事業として行う事を採択しました。

その間、設立検討委員会では酪農ヘルパーを、単に搾乳やボロだしの代行でなく、酪農技術者として位置づけが必要であり、ヘルパーを「職業に誇りをもって、酪農を創造し築き上げる」と言う味を込めディリークリエーターと呼ぶことにしました。

 ヘルパーの募集は酪農を生半可知るより、酪農経験のない人を選ぶことになり、16年間努めた農協職員が転職しディリークリエーターとなることが決定しました。この時、雄勝酪農組意合には34戸おりましたが、実際ヘルパーに参加した組合員は20戸でした。

当初は利用組合を作り全額受益者負担で運営しようと考えていましたが、役員会ではヘルパー事業は、これから酪農を営む上で重要な位置づけになると判断し、安心して働いてもらうにはヘルパーの身分保障を確たるものとする必要があるとして、酪農組合の改善事業として行うことになりました。

ヘルパー事業に参加しない小規模な14戸の組合員には、定期利用には組み入れず必要時に使うことで快く了承して頂くことができました。

ヘルパーの訓練は、先進地での訓練を考えましたが、それぞれ地域の条件が違うこともあり、組合内の頭数規模や技術的な面も考慮し、6戸の酪農家を選抜し4日間ずつ指導訓練し、次に20名の組合員を回り、農家と一緒にヘルパーの訓練を行い、心新たに平成3年5月の出発となりました。


 

ヘルパー事業に参加しない小規模な14戸の組合員には、定期利用には組み入れず必要時に使うことで快く了承して頂くことができました。

ヘルパーの訓練は、先進地での訓練を考えましたが、それぞれ地域の条件が違うこともあり、組合内の頭数規模や技術的な面も考慮し、6戸の酪農家を選抜し4日間ずつ指導訓練し、次に20名の組合員を回り、農家と一緒にヘルパーの訓練を行い、心新たに平成3年5月の出発となりました。



ヘルパーとなかま


平成5年には県のヘルパー組織運営体制特別事業に対応すべく名称をDairy Create事業から雄勝酪農ヘルパー利用組合と新たにしました。順調に数年が過ぎ平成6年頃、総会に於いて一部から「利用負担が大変だから自分のほしいときだけ頼めるようにしてほしい」と意見が出されました。

誰もがそう願いたいと思っていた時だけに深刻で、それは組織の崩壊を意味するものでした。
そのとき組合員から「みんなが使えばこそ、このヘルパー事業が維持できるのだから、勝手なことは出来ないし、そうしてしまえばヘルパー事業が存続出来なく、貴方も使えなくなる。
「みんなで頑張ろう」との意見が出され全員一致となりました。 
「必要な時にヘルパーを使う、そのためお互いに必要としないときも使う」これが鉄則です。

だから、いらないときのヘルパーをうまく使うことが大切な事でした。
主にケガ病気・冠婚葬祭や会議の為のヘルパー利用という固定的な考えがありました。

酪農は年中無休ですが、これに拘束されず人生を有意義に生きる、家族が同じように感じられることが大切「ヘルパーは家族みんなのために」と、割り当てられたヘルパーはうまく利用され、自分らしさを作る時間を与えてくれる道具となっています。


クローバ会(女性部)は毎年、初釜で新年を祝います。
仲間とお茶や着付けを習い、もう一人で着付けの出来るようになり、やっと嫁いできた時の着物に袖をとおすことが出来たと喜んでいます。


それぞれ趣味を持ち、手探りですが少しずつ外の空気を取り入れるようになり、いまではヘルパーは欠かせない生活の一部となっています。

酪農ヘルパーとしての自覚と誇りを

雄勝酪農業協同組合専任ヘルパー
高橋 桂悦

私は6年前、農協の農機具センターの技師として仕事をしていました。

農機具の仕事で酪農をしている人の家に行ってトラクターの修理をしていると、ある酪農家の人から牛の乳搾りの仕事をしてみないかといわれ、自分も人間関係にとても嫌気がさしていた時期だったので、「牛のことは知らないがやってみたい」というと、話もすんなり決まり、平成3年3月1日から一週間ずつ大きい酪農家から研修し、手取り足取り親切に教えていただきました。

その年の4月から正規にヘルパーとして酪農家20戸を25日稼働で仕事をしています。

そしてこの度、酪農ヘルパー全国協会が主催したフォローアップ研修に参加する機会を得ました。そこで感じたことは、この6年間、私自身、牛のことをほとんど知らずに仕事をしてきたことです。

今回の研修で、牛の特性や、牛を搾乳する時、どんな事に気を付けて仕事をしなければいけないかなどを勉強させていただきました。

 

蔵王酪農 酪農ヘルパーフォローアップ研修

また、この研修に集まったヘルパー仲間には、私より若い人が多くいたことにびっくりしましたが、郡司さんのように50歳過ぎてもヘルパーに誇りをがんばっている人を知ることができ、驚くことばかりでした。

また、各地のヘルパーさんからいろんな情報をたくさん得られたのが、私にとってすばらしい体験でした。

(平成9年12月蔵王酪農 酪農ヘルパーフォローアップ研修より)


 雄勝酪農ヘルパー利用組合の概況

1)  事業主体:雄勝酪農農業協同組合  専任:1名、臨時:2名

2)  利用形態:定休型 2〜3日利用/月(25日稼働/月、290日稼働/11年度 )


3)  利用料金:基本料金 4,000円、成牛 250円、育 成 牛50円(哺乳も含む)
   平成11年度徴収ヘルパー利用料金 2,924,725円、 平均利用料金 10,085円/1回


4)  酪農ヘルパーの身分保証・収入の確保を図るため、定休型の義務づけによる
      十分な所得確保および退職金給与のため酪農年金加入


5)  ヘルパー休日は毎週月曜日(第3月曜日を除く)、第2土・日連休、正月:5日、お盆:4日


6)  作業時間:夕朝の一般管理・搾乳作業のみ、1日の労働時間:平均4時間(11年度)


7)  ヘルパー保険加入(怪我、破損等、抗生物質・細菌汚染乳全量対象)により不安解消


8)  平成9年から傷病・事故等により長期にヘルパーを利用せざるを得ない場合に、  
      経済的負担を1/2に軽減させるため傷病時利用互助会を設立    

○特に気を使っていることは
 1) スケジュールの順番を変えない。 
 2) スケジュール作成は組合長一任
 3) ヘルパーの第3者に対する守秘義務
 4) 緊急時の対応と利用者との合意

 


              ヘルパー事業の軌跡

平成2年

ヘルパー視察(柏崎酪農協)
ヘルパー視察(新庄酪農協)

平成3年

ヘルパー協議会出席(秋田市)ヘルパー説明会

平成4年

天童市ヘルパー利用組合 DC事業視察研修受入
DC事業全員協議会

平成5年

当組合ヘルパー視察受入
(北村山中南部酪農農協・協北畜産農村工場農協連合会)
酪農ヘルパー設立総会
酪農ヘルパー先進地視察「赤城酪連」
天童市ヘルパー利用組合 DC事業視察研修受入
酪農ヘルパー事業円滑化対策事業推進会議出席

平成6年

ヘルパー研修(千葉農協)10日まで

平成9年

酪農ヘルパー利用組合臨時総会
当組合ヘルパー事業視察研修 酪農連盟秋田中央支部
酪農ヘルパーフォローアップ研修 蔵王酪農

平成11年

JAしんせいでヘルパー講演
JAしんせいヘルパー5名 当組合現場研修

平成15年

新任ヘルパー全国研修 「ざおう酪農センター」

 

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